右ふとももの負傷で出場が危ぶまれていたイ・ドングク(全北現代)は生き残り、1998年フランス大会以来12年ぶりにW杯のピッチを踏むことになった。ホ監督は、イが1週間もあれば完全に走れるだろうという医療陣の判断を受け、苦悩の末に攻撃オプションの多いイを選択した。1次リーグ初戦ギリシャ戦での起用は難しいが、第2戦以降は投入可能とみている。
予想通り、主将パク・チソン(マンチェスター・ユナイテッド)、イ・チョンヨン(ボルトン・ワンダラーズ)、パク・チュヨン(ASモナコ)、キ・ソンヨン(セルティック)、チャ・ドゥリ(SCフライブルク)ら海外組は大挙、W杯出場を決めた。
20歳以下(U-20)W杯で韓国をベスト8に導いたイ・スンリョル(FCソウル)、キム・ボギョン(大分トリニータ)も、初のW杯出場の夢をかなえた。
また、左ひざじん帯損傷でW杯欠場となったクァク・テフィに代わり、カン・ミンス(三星水原ブルーウィングス)が起用された。
イ・グンホ(ジュビロ磐田)、シン・ヒョンミン(浦項スティーラース)、ク・チャチョル(済州ユナイテッド)の3人は脱落。クァクとともに帰国の途に着く。
韓国代表はベストメンバーで4日にスペインとの最終強化試合に挑む。翌5日、決戦の地・南アフリカに入る。
W杯最終登録メンバーは以下の通り。
【GK】イ・ウンジェ(水原)、チョン・ソンリョン(城南)、キム・ヨングァン(蔚山)
【DF】イ・ヨンピョ(アル・ヒラル)、キム・ドンジン、オ・ボムソク(以上蔚山)、チャ・ドゥリ(フライブルク)、チョ・ヨンヒョン(済州)、イ・ジョンス(鹿島)、カン・ミンス(水原)、キム・ヒョンイル(浦項)
【MF】パク・チソン(マンU)、キム・ボギョン(大分)、イ・チョンヨン(ボルトン)、キム・ジェソン(浦項)、キ・ソンヨン(セルティック)、キム・ジョンウ(光州尚武)、キム・ナムイル(トム・トムスク)、
【FW】パク・チュヨン(ASモナコ)、イ・ドングク(全北)、アン・ジョンファン(大連実徳)、ヨム・ギフン(水原)、イ・スンリョル(ソウル)
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