大邱で行われた選挙参加広報イベント=31日、大邱(聯合ニュース)
大邱で行われた選挙参加広報イベント=31日、大邱(聯合ニュース)
【ソウル1日聯合ニュース】統一地方選挙投開票まで残すところあと1日となり、与野党は最大激戦地・首都圏で総力戦を展開する。首都圏「ビック3」と呼ばれるソウル、京畿、仁川の市長・道知事選挙が地方選挙の勝敗を左右するだけに、与野党幹部は1日、首都圏で最後の遊説対決に乗り出す。
 与党ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)代表は、ソウル・汝矣島の党本部で中央選挙対策委員会会議を開く。国家安保を政略に利用する野党民主党と、国政を破たんさせた親盧武鉉(ノ・ムヒョン)派候補らを審判し、経済活性化に向けハンナラ党候補への支持を訴える予定だ。会議終了後は首都圏での圧勝を目指し、鄭代表自らソウル、仁川で支援演説を行う。
 ハンナラ党に対抗し、民主党もソウルで「李明博(イ・ミョンバク)政権中間審判」に向け、有権者らに積極的な投票参加を訴える予定だ。丁世均(チョン・セギュン)代表は午前中に韓明淑(ハン・ミョンスク)ソウル市長候補とともに記者会見を行い、現政権の独走をけん制する力を第1野党に集中させてほしいと訴える方針だ。
 地方選挙の公式選挙運動期間は2日午前零時まで。投票は同午前6時から午後6時まで行われる。選挙管理委員会は、開票作業は一部地域を除けば3日午前3~4時に終わると見込んでいる。

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