韓国女優ク・ヘソンの長編映画監督デビュー作『妖術』の試写会が6月8日、ソウル市内で行われた。
 
24日に封切られる『妖術』は、音楽学校に通うチェリストのジョンウ(キム・ジョンウク)とミョンジン(イム・ジギュ)、ピアニストのジウン(ソ・ヒョンジン)の愛と友情を描いた作品。

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ク・ヘソンは記者懇談会で「チェリストの公演を見て、音楽映画を撮ってみたいと思った。音楽映画のため、音楽を中心に据えた。観客には映画を見たというより公演を見たと感じてもらえればと思っている」と語った。

また、女優業の傍ら映画監督として作品を手掛け、多くの人が偏見を持っているのではないかと思ったが、スタッフらは映画制作に熱心に取り組んでくれたと振り返った。

お手本としている監督がいるかとの質問には、イ・ミョンセ監督と日本の岩井俊二監督が、追求している点が似ていると答えた。今後の抱負としては、「少女のような感性の映画をたくさん撮りたい」と語った。