金総裁は、11月の金融サミットがすべてを結論付けるとした上で、サミットが意義あるものとなるよう努力していると述べた。銀行関係者が高い関心を示しているであろう規制案の分野は、国ごとに立場が異なるため調整が難しい面があると説明。サミットでも、最も多くの関心を集めることになると予想した。
金融機関の買収・合併(M&A)など大型化を防止する米国の「ボルカー・ルール」に関する質問に対しては、「国ごとの状況と立場が異なる。論議の優先順位は第一が金融規制案で、その次がボルカー・ルールや銀行税などだ」と答えた。これまでの考え方とは異なる新たなパラダイムを作り上げることだけに、その過程は難しいと述べた。
金融協議会には国民、ウリィ、新韓、ハナ、韓国外換、SC第一、韓国シティ、韓国産業、韓国輸出入銀行、農協の10行の頭取が出席した。
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