試合終了のホイッスルに、ガッツポーズを見せた許監督=22日、ダーバン(聯合)
試合終了のホイッスルに、ガッツポーズを見せた許監督=22日、ダーバン(聯合)
【ダーバン22日聯合ニュース】サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、韓国代表はB組1次リーグ第3戦をナイジェリアと2-2で引き分けB組2位とし、初の国外開催大会決勝トーナメント進出の夢を果たした。試合後、公式記者会見を行った許丁茂(ホ・ジョンム)監督は「選手たちを誇りに思う」と語った。ベスト16入りという第一の目標を達成したが、今後、どこまで行けるか。大きな目標に向け選手らがベストを尽くしてくれるだろうと期待をかけた。

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以下は一問一答。
――最も苦しかった瞬間は。
「序盤に失点すれば苦しい試合になるだろうことは認識していた。先制ゴールを許したが、選手らは揺らぐことなくしっかり試合を運んだ。ただ、逆転し2-1とした状況でペナルティキックを許したことが、心理的に苦しくさせた」
――朴主永(パク・チュヨン)がフリーキックで得点した。セットプレーを準備していたか。
「練習は随時していた。あのエリアでは主永がキッカーと決めていた。公式ボールの力で8、9割は(ボールが)浮くので、力を抜いていけと言った。ボールと高地への順応が不十分で、フリーキックでのゴールがうまく出なかったと思う。フリーキックは多かったが、意識して見ると、だめだったケースも多い」
――アジアのサッカーは発展したか。
「アジアサッカーは善戦している。世界レベルとの格差は狭まっているが、対等になるにはまだ多くの努力が必要だ」
――決勝トーナメントで最初にぶつかるウルグアイについて。
「南米でも力を前面に出したパワープレーが多い。しっかり準備すれば良い勝負になるだろう。ここで満足せず、ベスト8に行くため選手たちも奮起してくれるものと思う」
――補完すべき点は。
「少しでもミスを減らすことだ。守備での瞬間的な放心は、ベスト8入りに向け補完すべき点だ。次からは1回勝負、負ければ脱落、勝てば上がる。誰も結果を予測することはできない。ベスト16という第一の目標を達成したが、この後の大きな目標に向け、選手らがベストを尽くしてくれるだろう」
――誰にも実現できなかったベスト16入りを果たした。
「選手とコーチングスタッフがひとつになり、韓国人監督だがサッカー協会から多くの支援をもらったおかげだ。わたしがしたことなど大きくなく、恥ずかしい」
――1次リーグ突破とベスト8入り。どちらがより困難か。
「1次リーグがより困難だと思う。(決勝トーナメントは)1回勝負なので予測が不可能だ。その日の試合の流れをどうとらえるかにかかっている」
――ウルグアイは守り型のチームだが。
「試合を守り中心に運ぶチームが相手の場合、ゴールを奪うのは容易ではない。ウルグアイは守備数が大変多い。長い勝負になるのではと思う。アルゼンチンもわれわれに失点したのが唯一だ。チャンスをとらえれば攻撃できる。また、ウルグアイは逆襲に強いチームなので、準備が必要だ」



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