B組1次リーグ第3戦ナイジェリア戦のキックオフは、韓国時間23日午前3時30分。ソウル市庁舎前広場をはじめ全国62か所に設けられたパブリックビューイングの会場には、50万1800人(警察推計)の市民が集まり、老若男女を問わず心をひとつに、こん身の汗を流す代表選手らに声援を送った。試合は2-2で引き分け、B組2位で決勝トーナメント進出が決まると、韓国サッカーの新たな歴史が刻まれた歓喜の瞬間を満喫した。
全国の会場のほとんとで、前日夜から韓国の勝利を祈願するイベントなどが行われた。応援の名所、ソウル市庁舎前広場には8万人余りが集結。付近の太平路、プラザホテル前道路などはすべて通行止めとなった。新たな応援の名所となった漢江公園盤浦地区は7万人、全車線通行止めとなったCOEX前永東大路は6万人の人出で、ソウルだけで26万8000人が深夜から早朝にかけ、応援戦に参加した。
海雲台海水浴場3万5000人、広安里海水浴場1万人が集まった釜山は、約10万人が応援に参加。京畿道も水原ワールドカップ競技場など11会場で3万6000人余り(警察推計)が韓国代表に声援を送った。このほか全国各地、海外でも、「大~韓民国!」の声が響き渡った。
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