PK戦の練習に励む韓国代表=24日、ルステンブルク (聯合ニュース)
PK戦の練習に励む韓国代表=24日、ルステンブルク (聯合ニュース)
【ポートエリザベス24日聯合ニュース】サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、国外大会では初の決勝トーナメント(ベスト16)進出を果たした韓国代表が、26日午後11時(韓国時間)、準々決勝へのチケットを賭け南米ウルグアイと対戦する。
 1次リーグをA組1位で通過したウルグアイは、自国で開催された1930年の第1回大会、1950年のブラジル大会で優勝した南米の強豪。だが、2002年韓日大会では1次リーグで敗退し、2006年のドイツ大会では地域予選を突破できず、今大会は8年ぶりの出場となる。1990年イタリア大会以来、20年ぶりに決勝トーナメント入りを果たし、さらなる躍進に期待が高まっている。
 1954年スイス大会への初出場以来、56年ぶりに国外大会初のベスト16入りを果たした韓国も、ウルグアイを退け、準々決勝、準決勝まで勝ち抜く勢いだ。
 許丁茂(ホ・ジョンム)監督も「一回限りの勝負なので、結果は予測できない。ベスト16入りという最初の目標は達成したが、どこまで行けるのか分からない。もっと大きな目標を果たしたい」と覚悟をみせた。
 ウルグアイは韓国との国際Aマッチ戦績で4戦全勝と、圧倒的な優位に立っている。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングも16位と、韓国の47位より31ランク上だ。
 ウルグアイ戦でゴールに攻め込むのは、看板ストライカーの朴主永(パク・チュヨン)。朴は1次リーグ最終戦のナイジェリア戦で、これまでの不振を吹き飛ばす痛快な直接FKを決め、自信を取り戻した。「左足の達人」と呼ばれるFW廉基勲(ヨム・ギフン)と「4-4-2」フォーメーションのツートップでゴールを狙う。
 サイドウイングには、前の試合と同じくMF朴智星(パク・チソン)とMF李青龍(イ・チョンヨン)が、中央MFには金正友(キム・ジョンウ)と奇誠龍(キ・ソンヨン)がつく。中央DFには趙容亨(チョ・ヨンヒョン)と李生秀(イ・ジョンス)が並ぶ。右DFには李栄杓(イ・ヨンピョ)の起用が決まったが、左DFは車ドゥリ(チャ・ドゥリ)と呉範錫(オ・ボムソク)で悩んでいる。GKは鄭成龍(チョン・ソンリョン)。
 対するウルグアイは、エースのディエゴ・フォルランとルイス・スアレス、エディンソン・カバーニのFW3人が攻めに出る。

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