26日に南アフリカ共和国で行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、韓国対ウルグアイ戦で、韓国は1-2で敗れた。許丁茂(ホ・ジョンム)監督は試合後、淡々とした表情で記者会見に臨んだ。今後の身の振り方を尋ねられると、「韓国がW杯で良い成績を上げられるよう、基盤を作る役目を果たしたい」と語った。
以下は一問一答。
――金在成(キム・ジェソン)が前半良くなかったが、後半に入って交代すべきだったのでは。
「金在成は前半、それほど悪くなかった。後半に入り交代の時を待っていた。李東国(イ・ドングク)はトレーニング量で見ると100%ではなかったが、たくさん準備してきた。全体的に試合をリードしながらチャンスをつかんだが、決定的なゴールを決められなかった」
――ウルグアイ戦の敗因は。
「全体的に試合そのものはよかった。ウルグアイは個人プレーに優れていたが、韓国も劣っていなかった。決定的な敗因は、ウルグアイは楽にゴールを入れ、韓国はそれができなかったことだ」
――今大会の総括を。残念だった部分は。
「きょうの試合で負けたのは残念だ。試合を重ねるごとに競技力が増し、自信を得ていたが、挫折したのが残念だ。国際舞台での強豪との試合で、ボール処理をさらに鋭くすべきときだと思う。サッカーの国際競争力に関してはまだ未熟だ。ただ、選手が次第に発展しているところに希望が持てる」
――韓国選手らの長点は。
「選手らが持つ、決してあきらめず、どんな状況でもチャレンジする韓国特有のスピリットは、どれだけほめてもほめたりない。韓国選手の長点だと思う」
――補完すべき部分は。
「発展を続けているが、補完すべき部分は多い。海外で経験を積むことが重要だ。強いチームとの試合経験が求められる。幼いころから、技術的な部分でさらに慣れる必要がある。(そうすれば)世界のどのチームと戦っても、さらに良い試合ができるのではないかと思う」
――今後の進退は。
「正直、W杯に専念してきた。身の振り方については考えられずにいた。休息を取りながら考える必要がありそうだ。どんな形であれ、韓国がW杯で良い成績を上げるための基盤作りに一助したい」
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