金妍兒
金妍兒
【ソウル11日聯合ニュース】フィギュアスケート金メダリストの金妍兒(キム・ヨナ)選手が、ユニセフ(国連児童基金)親善大使に任命された。
 ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は10日にホームページで、「金選手はここ数年間、フィギュアスケートの舞台で優勝を果たしただけでなく、プレッシャーにも動じない能力、献身、謙遜(けんそん)で大衆の心をつかんだ」と評し、金選手の親善大使就任は子どもの権利拡大、発展という目標に一助するだろうと述べた。
 金選手はホームページに掲載された特別映像インタビューで、「ハイチが地震被害に遭ったとき、皆さんと同じく支援しなければと思った。子どもに食料と避難所、きれいな水、医薬品、教科書を援助することで、手助けできた」と述べた。
 こうしたハイチへの支援は希望を呼び込んでいるが、家や学校、生活が元に戻るまでには時間と持続的な支援が必要だとし、「わたしたちの手助けが切実なハイチの人々と、全世界数百万人の子どもたちを絶対に忘れないようにしよう」と呼びかけた。
 金選手は1月、ユニセフ韓国委員会にハイチへの義援金1億ウォン(約739万円)を寄付している。

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