【ソウル13日聯合ニュース】3月1日の独立運動記念日(3・1節)に際し、ネット上で攻防を繰り広げた韓国と日本のネットユーザーの間で再び緊迫した雰囲気が漂っている。
 3月1日、韓国のユーザーらが日本のインターネット掲示板「2ちゃんねる」に接続し、「F5」キーを押し続け、同サイトのサーバーがダウンした。日本のユーザーらもこれに対抗し、ネット上で外交活動を展開する民間団体VANKと青瓦台(大統領府)のサイトを攻撃したが、韓国ユーザーの組織的な攻勢に押され、8月15日の光復節(日本植民地支配からの独立記念日)に復讐(ふくしゅう)することを誓い、反撃をあきらめた。

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 韓国のユーザーの間では、光復節にも2ちゃんねるを攻撃しようと呼びかける動きが出ているが、一部のユーザーは3・1節のときと異なり、今回は2ちゃんねるを攻撃する名分がないとし、自制を求めている。

 3・1節のときの攻防は、ロシアに留学中の韓国人学生が集団暴行を受け死亡したことに対し、2ちゃんねるで「ロシアは正しいことをやった」という内容の書き込みがあったことが発端となった。また、バンクーバー冬季五輪で女子フィギュアスケートの金妍児(キム・ヨナ)選手が日本の浅田真央選手を抑え、金メダルを獲得したことに対し、一部の2ちゃんねるのユーザーが審判買収説を提起し、これに激怒した韓国のユーザー1万人以上が攻撃に参加した。

 一方、先に攻撃することに反対している韓国のユーザーも、日本が攻撃を仕掛けてくる場合は直ちに反撃すべきだと主張しており、「光復節のサイバー大戦」は避けられない見通しだ。


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