懇談会の様子。中央が金仲秀総裁=18日、ソウル(聯合ニュース)
懇談会の様子。中央が金仲秀総裁=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】金仲秀(キム・ジュンス)韓国銀行総裁の主宰で18日に経済動向懇談会が行われ、出席した主要機関と学界の専門家らは最近の国内景気について、「輸出を中心に上昇を続けている」と診断した。米国と中国の景気鈍化の可能性についても、当面は回復スピードが予想より遅くなるものの、改善傾向は続くとの指摘があったと、韓国銀行は伝えた。
 物価と関連しては、先進国の経済状況や原油在庫量などを考慮すると、国際原材料価格の上昇圧力は心配するほどではないとの見解が示された。ただ、生産に狂いが生じ穀物価格は高水準を続けていることから、加工食品や外食の値上げの可能性を懸念する声もあった。
 懇談会には金総裁、蔡旭(チェ・ウク)対外経済政策研究院長、朴相圭(パク・サンギュ)大韓建設協会常勤副会長、宋在希(ソン・ジェヒ)中小企業中央会常勤副会長のほか、シンクタンクのトップや大学教授らが出席した。

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