＜アジアソングフェス＞10月23日ソウルで開催

ことし7回目を迎える＜アジアソングフェスティバル＞が、10月23日にソウル・蚕室のオリンピックメーンスタジアムで開かれる。韓国、日本、中国、台湾、タイなど、アジア7カ国・地域を代表する人気歌手15チームが出演する予定だ。

イ・ミンホ の最新ニュースまとめ

　今回の＜アジアソングフェス＞は、韓国文化産業交流財団と国連児童基金（ユニセフ）韓国委員会が提携し、チャリティーイベントとして開催される。11月にソウルで開かれる20カ国・地域（G20）首脳会合（金融サミット）を記念する文化イベントでもある。こうした趣旨を考慮し、ことしは幅広い慈善事業を行う香港のアクションスター、ジャッキー・チェンが名誉組織委員長に委嘱された。

　ジャッキー・チェンは23日、ソウル市内のホテルで開かれた委嘱式に出席後、記者会見でフェスティバルの意味やチャリティー活動に対する持論を紹介した。「音楽は壁がなく、それこそがまさに音楽が平和を築くことができる理由。音楽というひとつの言語で開かれるこのフェスティバルは、単なるコンサートではなく、希望と愛を歌うチャリティーイベント」だと語った。

　また、1次ラインナップも自ら紹介。韓国人歌手のBoAをはじめ、中国のジェーン・チャン、台湾の歌手兼俳優・鄭元暢（ジョセフ・チェン）、マレーシアのシンガーソングライター・光良（マイケル・ウォン）らの出演が確定している。

　一方、会見にはユニセフ韓国委員会の広報大使を務める俳優のイ・ミンホも出席した。「これまでの出演陣を見て、アジアのトップ歌手らが集まる場だと知った。僕が直接ステージに立つことはできないが、広報に努めたい」とあいさつした。

　2人は、ともにユニセフのチャリティー人形「awoo人形」の下縫いをするパフォーマンスも行った。韓国文化産業交流財団によると、チャリティー人形のオンライン販売とフェスティバル会場での募金などで集めた寄付金は、全額ユニセフに寄付され、洪水被害を受けたパキスタンの児童支援に充てられる。