ミシェル・クワン(左)と共同会見を行う金妍兒=7日、ロサンゼルス(聯合ニュース)
ミシェル・クワン(左)と共同会見を行う金妍兒=7日、ロサンゼルス(聯合ニュース)
【ロサンゼルス7日聯合ニュース】フィギュアスケートの金妍兒(キム・ヨナ)が7日、新たな練習拠点となる米ロサンゼルスで、来月2~3日のアイスショー「オール・ザット・スケートLA」を前にミシェル・クワン(米国)と共同記者会見を行った。
 金は4年間練習拠点としていたカナダ・トロントから、6日にロスへ移った。先ごろ決別したオーサーコーチに代わる新コーチや練習場所はまだ未定で、当面はクワンの個人練習リンクでトレーニングすると伝えられる。
 金は会見で、「自分が世界チャンピオンになった特別な都市のロスで再びスケートをすることになり、とてもうれしい。何よりもクワン選手と彼女の故郷で一緒に(アイスショーに)出演できることを光栄に思う」とあいさつした。以下は一問一答。
――ミシェル・クワン選手をどう思うか。
「幼いころ1998年の長野冬季五輪で初めて見て、まるで恋に落ちたように夢中になった。毎日クワン選手のプログラムを見て、プログラムを全部覚えるほど好きだった選手と一緒に滑ることができ、とても光栄だ。現実になるとは思ってもみなかったが、夢がかなって幸せ」
――ロスに練習拠点を移したが、トロントとの違いは。
「トロントでは4年間練習した。新コーチや練習場所がまだ確定していないが、ロスではアイスショーもあり、また世界大会に出場した場所、以前にたくさん練習した場所なので、とても慣れ親しんだ環境だ。韓国人も多く、サポートを受けられるだけでなく、フィギュアスケートファンが多いので、よりリラックスして良いムードで練習できそうだ」
――世界チャンピオンになり、五輪金メダルも獲得したが、今後の目標は。
「当面はロスで多くのスケーターと楽しく過ごすつもりだ。望むことをすべて成し遂げたため、肩の力を抜き、プレッシャーなくもっと多様な演技にチャレンジしてみたい」

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