空軍第11戦闘飛行団に到着した「F-15K」43号機(空軍提供)=8日、ソウル(聯合ニュース)
空軍第11戦闘飛行団に到着した「F-15K」43号機(空軍提供)=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル8日聯合ニュース】韓国空軍が次世代戦闘機事業で戦力化を進めている戦闘機「F-15K」の2次事業により導入される21機のうち、最初の3機が8日に空軍第11戦闘飛行団に到着した。到着した3機はF-15K41、42、43号機で、31日(現地時間)に米セントルイスを出発し、ハワイ、グアムなどを経由し、太平洋を横断した。
 空軍は2008年5月、米ボーイングとF-15K2次事業契約を締結した。2012年3月までに8回にわたり、21機のF-15Kを導入する計画だ。
 2次事業で導入されるF-15Kには1次事業で装着した米ゼネラル・エレクトニックのGE-129エンジンではなく、米プラット・アンド・ホイットニーのPW-229エンジンが搭載されている。空軍によると、両エンジンは性能に大きな差はないが、片方のエンジンに異常が発生した場合にもう片方のエンジンで飛行を継続し、戦力の空白を埋めるためプラット・アンド・ホイットニーのエンジンを採択したと説明した。
 F-15Kは、戦闘半径が1800キロメートルに及び、滞空時間は3時間で、朝鮮半島全領域で作戦遂行が可能だ。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0