統計庁が14日に明らかにしたところによると、昨年の15~64歳人口の死亡者数は7万4347人で、このうち自殺による死亡者が1万1251人で15.1%を占めた。
自殺者の割合を職業別にみると、事務従事者が18.5%で最も高く、サービス・販売従事者が17.4%、専門的・関連職業従事者が16.1%、無職・家事・学生が15.1%、管理的職業従事者が14.2%、装置・機械操作および組立従事者が13.9%、単純労務従事者が13.4%、技能員・関連技能職従事者が13.2%、農林漁業従事者が9.3%などと続く。事務従事者は、一般公務員や事務職会社員などを指す。
15~64歳人口の自殺率を性別でみると、女性が18.3%で、男性(13.9%)より4.4ポイント高い。人口全体の自殺率は男性の方が高く、相反する結果となったが、これは性別、年齢別の自殺率1、2位の80歳以上男性と70代男性が職業別死亡原因統計では除外されるため。
女性の職業別にみた自殺率は、事務従事者が33.3%で最も高く、唯一、がんによる死亡者(32.0%)を上回った。続いて、専門的・関連職業従事者が27.2%、サービス・販売従事者が26.7%、技能員・関連技能職従事者が24.5%、管理的職業従事者が23.8%などの順。
男性の場合も事務従事者が15.8%で最も高く、サービス・販売従事者が15.1%、無職・家事・学生が14.0%、装置・機械操作および組立従事者が13.9%、専門的・関連職業従事者が13.5%、単純労務従事者が13.4%、管理的職業従事者が13.1%だった。
一方、昨年の自殺による死亡者数は1万5413人で、2008年より2555人(19.9%)増えた。34分に1人が自ら命を立ったことになる。韓国の自殺率は、経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も高い。
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