ことしの消費者物価上昇率見通し2．9%、韓銀総裁

【ソウル18日聯合ニュース】韓国銀行の金仲秀（キム・ジュンス）総裁は18日、国会企画財政委員会による同行に対する国政監査で、ことしの消費者物価上昇率が2．9%に達すると見通した。7月に「2010年下半期（7～1月期）経済見通し」で発表した2．8%より、0．1ポイント高い。
　金総裁は、先月は新鮮野菜の値上がりで3．6%上昇したが、供給面の衝撃が収まり、年末まで2．9%を維持すると明らかにした。また、「インフレ圧力があるとみており、3%を上回らないよう政策を取る」とし、7月に金利正常化のため政策金利を引き上げたが、これは韓国銀行が初めてで、金利引き上げ時期を逃したかどうかは時間を置いて判断すべきだと強調した。
　一方、世界経済が二番底に陥る可能性は非常に低いと予想した。