完工式の様子(SKエナジー提供)=19日、ソウル(聯合ニュース)
完工式の様子(SKエナジー提供)=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】SKエナジーは19日、忠清北道の曽坪産業団地で、リチウムイオン電池用セパレータ第4、第5生産ラインの完工式を行い、本格的な生産を開始すると明らかにした。
 リチウムイオン電池用セパレータは、電気自動車、携帯電話などに使われる二次電池の中核素材で、SKエナジーは2004年末に韓国で初めて、世界では3番目に技術開発に成功した。
 同社は今回の生産ライン増設により、2005年末から生産を開始した忠清北道・清州工場を含め、生産規模が年間1億600万平方メートルに拡大する見通しだ。さらに、曽坪産業団地には第6、第7号生産ラインを建設しており、2012年までに生産規模を1億7800万平方メートルに拡大する計画だ。
 同日は、ディスプレーに使われる先端電子情報通信素材の偏光フィルムと軟性回路基板(FCCL)の生産工場の起工式も同団地で行われた。
 式に出席したSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は、「リチウムイオン電池用セパレータはSKが国内で初めて開発し、国産化に成功したSKの代表技術だ。情報電子素材事業でSKの事業分野を拡大する成果を収めることになった」と述べた。

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