会見するジュンス=13日、ソウル(聯合ニュース)
会見するジュンス=13日、ソウル(聯合ニュース)
人気グループ<東方神起>としての活動を休止し、ユニット<JYJ>として活動するジュンス(シア)が、13日に開かれたミュージカル『天国の涙』制作発表会で、「また別の発展のチャンスになると思った」と出演を決心した背景を語った。「まだミュージカル俳優というのは恥ずかしいですが、今回の舞台では深みのある愛をお見せたいです」と、2作目となるミュージカルに意欲を示した。
 
ジュンスは1月、『モーツァルト!』でミュージカルデビューを果たし、話題を呼んだ。『モーツァルト!』では1人の人生を演じたが、今作品ではより愛の物語に踏み込むという。また、ミュージカルナンバーにはクラシックながらもポップに近い要素もあり、その点をうまく生かして演じたいと語る。
 
『モーツァルト!』では1回の公演で3000万ウォン(約219万円)のギャラを受け取ったことでも話題となった。『天国の涙』では所属事務所が共同制作会社として参加し、公演の収益から一定比率を受け取る。ジュンスは高額のギャラに対し、「僕が決めることではないので、ただ感謝するだけです。その分、努力してお返しするのが僕の役割だと思います」と語った。  
 
『天国の涙』はベトナム戦争当時、戦火のなかで生まれた切ない恋を描く壮大なオリジナルミュージカル。世界市場を狙ったグローバル野心作だ。ジュンスは派兵されたベトナムで偶然出会った現地の女性と恋に落ちすべてを捧げる、激しくも純粋な韓国軍兵士ジュンをトリプルキャストで演じる。
 
ジュンスはポップを歌うことと、ミュージカル舞台で歌い、せりふを言うのでは雰囲気や感情の表現の仕方、発声などが違うと話す。演技経験は浅いが、努力して素敵な姿を見せたいと、覚悟を語った。
 
『天国の涙』は来年2月1日から3月19日まで、ソウル・国立劇場で上演される。

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