2005年、中国ドラマに本格進出

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いつも初心を忘れずに「酉(トリ)のようにがんばって駆け回ります」

「楽天的で勇敢です。一緒に仕事をしていて、いい結果が出なかったとしても、相手を恨んだりしません。自分自身をよく知った上で行動し、自分に与えられた仕事はがんばります」

酉年の性格を現しているこの表現は、1981年生まれ、2005年乙酉年を迎えた酉年の芸能人チャン・ナラにぴったりである。チャン・ナラはこれに加えて、非現実的と非難されようとも、自分の目標を貫くという特性を持っている。

2004年初め、中国ドラマに時々出演し、その可能性を確かめていた彼女は、新年初頭から中国の150部作大河ドラマ『ディアオマン姫』のタイトルロールを引き受け、本格的に中国進出を試みる。

チャン・ナラ主演の『ディアオマン姫』は、中国の唐の時代を舞台に、隋の姫と、唐の王子の恋を描いたドラマ。チャン・ナラは、滅んだ隋の国の姫で、逆境にもめげず、健気に生き抜き、遂には唐の王子と結ばれるという内容である。

「まだ本格的な撮影が始まっていないので、本当の中国ドラマがどんなものかはわかりません。初ステージに立った時のように心配だし、不慣れです。キャンディ・キャンディみたいに、苦しい境遇にも挫けずに元気な姿を見せるのが何よりも大事だと思います」

実際、チャン・ナラの中国進出初期には、肯定論より懐疑論が多数であった。韓国で<文化アイコン>とまで言われた彼女の人気が落ちたための“その場しのぎ”に過ぎないという意見が圧倒的だった。しかも、彼女が出演していた韓国内のドラマとCDが、目標の半分しか達成できず、このような評価は、ある程度正しかったように思われた。しかし彼女はこれを気にせず、新たな挑戦に挑み、目標を着々と実現させている。

“早まった海外進出”という周囲の評価に対し、「全くそうとは思っていません」と言った彼女は、「成功の如何は結果が示してくれると思いますが、結果より過程を楽しみたいと思います」と、慎重な演技観を明らかにした。

酉年の芸能人、チャン・ナラは、トリが好きでありながらも怖がっている。多少トンチンカンな話だが、事実。チャン・ナラの大好物は鶏肉。韓国ではもちろん、海外出張でも鶏肉料理を好んで食べている。

しかし、彼女は生きている鶏は怖いので逃げてしまう。過去、ドラマ撮影現場においても、鶏が怖くてNGを出したことが1度や2度ではなかったそうだ。

にもかかわらず、彼女は、個人的に鶏ほどイイ動物はないと主張している。文字通り“親子”で有用な動物だからである。酉年の芸能人の中では、タレントのソ・ユジンと親しい。

ドラマ『明朗少女成功記』のような、ハツラツとした役柄を主にこなしてきた彼女は、「もう24歳だし、年齢相応の明るい役も演じてみたい」「アン・ソンギ、チェ・ミンシク先輩のように、常に変身し、その次が期待される俳優になりたい」と、しっかりした抱負も語ってくれた。

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