金投手は26日、代理人とともに宮城県仙台市の球団事務室を訪れ、就業ビザの問題や入団式、練習日程などを話し合った。
代理人は「公式戦に出場するためには就業ビザが必要なので、気を使っている」と伝えた。また、ビザと関係なく、キャンプに参加して調整する方法も話し合い、間もなく練習日程を確定するという。
金投手は右のアンダースローから150キロ前後の速球を投げ込む。1999年にメジャーデビューし、通算54勝60敗86セーブを記録。ダイヤモンドバックスのワールドシリーズ優勝(2001年)に貢献するなど、安定した成績を収めていたが、右肩故障などに苦しみ、2008年以降は活躍できず、昨季は米独立リーグでプレーした。
そんななか、昨年11月に楽天の秋季キャンプで入団テスト受け、今月25日に正式契約を結んだ。1年契約で年俸は3300万円。抑えとしの活躍が期待される。また、3年間、活躍の舞台を見つけられなかった金投手も、チャンスをくれた球団に感謝の意を伝えたという。
星野仙一監督が春季キャンプで球威を確かめたいと期待を寄せている、金投手は直ちにキャンプに合流し、調整する。楽天は2月1日から沖縄県久米島でキャンプをスタートする。
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