【ソウル7日聯合ニュース】先ごろ韓国代表を引退したサッカーの朴智星(パク・チソン)選手(英マンチェスター・ユナイテッド)が、慈善団体「JSファウンデーション」を設立した。財団は7日、「韓国サッカーの世界化とサッカーを通じた幸せの共有」をビジョンとし、サッカー外交を展開する多彩なチャリティープログラムを開発・実践していくと述べた。
 財団の初事業として、6月15日にベトナムで国内外の有名サッカー選手によるチャリティーマッチを開催。朴選手をはじめ李青龍(イ・チョンヨン、英ボルトン・ワンダラーズ)、奇誠庸(キ・ソンヨン、スコットランド・セルティック)ら欧州で活躍する韓国代表選手のほか、中田英寿氏ら現役・元日本代表選手も参加の予定だ。
 財団は今後、東南アジア諸国のサッカー協会と交流しながら、少年サッカー支援事業を展開していく考え。奨学金支援や募金活動なども行う。
 朴選手は「韓国とアジアのサッカーをサポートできる方法を長い時間をかけて準備し、財団設立に至った。自分のサッカー人生の新たな出発点であり、終着点になると考えている。サッカーを通じて、人とさまざまなことを分かち合い、ともに成長する方法を考えながら有意義な事業を展開したい」とコメントした。

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