この日、同委員会は政策金利を年2.75%で据え置くことを決めた。定例会議後に記者会見した金総裁は、高インフレを懸念している一部委員から利上げを求める意見があったことを明らかにした。
金総裁は1月に続く2か月連続の利上げが、景気回復に冷や水を浴びせかねないということを認識しつつも、「今後の景気回復に伴う原油高など、消費者物価の上昇率は4%前後上昇する。高いインフレ期待心理は持続するだろう」との見解を述べた。今年に入ってからの物価上昇率は、韓国銀行の物価安定目標の中間ラインである3%台を大きく上回っているため、来月にも利上げが再開されるとの見方が強まっている。
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