昨年11月、新プログラムを練習している金妍児=(聯合ニュース)
昨年11月、新プログラムを練習している金妍児=(聯合ニュース)
【ソウル10日聯合ニュース】バンクーバー冬季五輪女子フィギュアスケート金メダリストの金妍児(キム・ヨナ)が韓国ファンのため、5月に特別な公演を行う。
 マネジメント会社のオールザットスポーツは10日、世界トップクラス選手が出場する「KCCスウィツェン・オールザット・スケート・スプリング2011」が5月6日から3日間、ソウルの蚕室室内体育館を開くと明らかにした。
 昨年7月のアイスショー以来、10か月ぶりに韓国のリンクに立つことになる。金は今回のアイスショーで韓国ファンにだけ披露する新しい公演を行う予定だ。また、21日に日本で開幕するフィギュア世界選手権で初公開する新しいショートプログラム(SP)「Giselle(ジゼル)」も披露する。
 昨年10月にオペガード氏を新しいコーチに迎え、シーズン準備に突入した金は、SPテーマ曲をバレエ音楽「Giselle」に決め、フリーの演技では、「アリラン」など韓国の伝統音楽を編曲した「Homage to Korea」を準備している。
 ただ、今回のアイスショーで「Homage to Korea」は披露しない。その代わりにこれまで公開されなかった新プログラムを披露する予定だ。
 一方、オールザットスポーツは今回のアイスショーを世界的に注目される公演に定着させるため、1万人規模の特設アイスリンクを設置し、最先端の音響と映像設備を総動員する計画だ。

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