【ワシントン10日聯合ニュース】米国防情報局(DIA)のバーゲス局長は10日に行われた米上院軍事委員会の公聴会に提出した資料の中で、北朝鮮がテポドン2号の試験発射を続けるだろうとの見方を示した。
 同局長によると、北朝鮮は性能をアップさせ、射程距離6700キロメートル以上になったとされるテポドン2号を含めたミサイルの発射実験を続けるだろうとした。
 また北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の拡散疑惑と関連し、イランやシリアなどにミサイル技術を輸出し続けていると、懸念を示した。
  同局長は「北朝鮮は、中・長距離ミサイルの近代化など在来武器の性能向上に努めている」と分析。韓国や日本、太平洋地域の米国基地を攻撃できる相当数の移動式弾道ミサイルを有しており、 非武装地帯(DMZ)の長距離射程砲も強化していると述べた。
 北朝鮮の権力継承については、金正日(キム・ジョンイル)総書記の急死など不安要因も残るが、順調に継承が進んでいるとした。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0