朴恵淑教授=(共同=聯合ニュース)
朴恵淑教授=(共同=聯合ニュース)
【東京30日聯合ニュース】三重大学が30日、韓国人女性の朴恵淑(パク・ヘスク)人文学部教授(56)を副学長に任命した。日本で外国人の国立大副学長就任は初めてだという。
 朴教授はこの日、聯合ニュースの電話取材に対し、「日本で留学する多くの外国人学生に勇気と希望を与える副学長になりたい」と感想を伝えた。

 同大学には現在7500人の学生が在籍しており、教職員は2500人。外国人が副学長になったことは異例で、同大学が国際化の門を開いたと朴教授は評価した。
 また、「グローバル時代にあわせ、外国人と女性に開かれた日本になるよう努力する。韓国と日本の若い大学生らが両国を往来し、信頼を築けるようにしたい」と強調した。
 朴教授の専門は、四日市公害など環境地理学や環境教育。1983年に渡日し、筑波大大学院博士課程を修了。米ヒューストン大研究員などを経て2000年4月から三重大の教授となった。

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