【ソウル6日聯合ニュース】LG化学の金磐石(キム・バンソク)副会長は6日、電気自動車(EVカー)用バッテリーの供給契約をすでにゼネラル・モーターズ(GM)、フォード、ルノー、現代・起亜自動車など自動車メーカー10社とを結んでおり、日本のメーカー2~3社とも交渉を進めていると明らかにした。
 忠清北道・梧倉産業団地内の梧倉テクノパークで電気自動車用バッテリー第1工場完工式を行った後、記者懇談会を開き述べたもの。中・大型リチウムイオンバッテリー技術は、韓国が日本より先を進んでおり、韓国との契約を考えている自動車メーカーが急速に増えていると伝えた。
 また金副会長は、競合メーカーの追い上げに対する自信感も示した。電気自動車用バッテリーは何よりも安全性が求められ、その点で同社は他メーカーの先を進んでいると強調した。また、後発メーカーとの差別化に向け、すでに原価を大幅に引き下げ走行距離を2倍にした第2世代電池の開発に着手したと明らかにし、「2014~2015年ごろには、第2世代電池が電気自動車に装着されるようになるだろう」と述べた。

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