在日韓国人3世のジャズシンガー、ケイコ・リーが22枚目のニューアルバム「Smooth」と来月開催されるソウルジャズフェスティバルをPRしようと、韓国を訪れた。
韓国籍のケイコ・リーは日本で外国人として生きていかなければならなかったため、つらい思いもしたと打ち明かした。今は時代が変わったものの、幼い時には差別があったという。だが、「そのような経験が自分を強くした」と話す。
日本で活動する韓国アーティストに、先輩としてのアドバイスも欠かさなかった。「結局は実力のある歌手だけが残ると思います。ジャズやポップスなど、さまざまなジャンルの音楽をこなせる後輩が増えてほしいです」とケイコ・リー。韓国アーティストと共演する計画はまだないが、年齢などにとらわれず、共演の機会があれば行いたい考えだ。
ケイコ・リーのニューアルバムには、バラード中心としたポップス10曲が収録されている。来月12日はソウルで公演する予定だ。
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