【ソウル13日聯合ニュース】科学技術向上に向け政府が推進する「国際科学ビジネスベルト」に、「重イオン加速器」と「基礎科学研究院」を一か所に置く「統合配置」原則が確定された。国際科学ビジネスベルト委員会の金商周(キム・サンジュ)副委員長が13日の会見で明らかにした。
 基礎科学研究院の研究団50チームは、研究院内部はもちろん、大学や政府出捐(しゅつえん)研究機関にも設置する。また、国際科学ビジネスベルトは誘致の過熱競争を避けるため公募は行わず、国際科学ビジネスベルト委が各地域の条件を評価して決定することを決めた。
 国際科学ビジネスベルトは基礎科学を画期的に発展させるために科学ベルト拠点地区を造成するというもの。李明博(イ・ミョンバク)大統領の選挙公約で3兆5000億ウォン(約2700億円)が投じられる。当初、忠清地域に設立する予定だったが、無効になった。このため各地域が誘致に名乗りを上げ、混乱が続いている。

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