今回の再・補欠選挙は来年の総選挙と大統領選挙はもちろん、党指導部の進退や政局の行方にまで影響を与えるとみられ、注目されている。注目の京畿道城南市の盆唐乙、慶尚南道金海市の金海乙の国会議員選挙、江原道知事選は先が読めない大混戦となっている。
特に、首都圏の城南市盆堂乙選挙区ではハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)元代表と最大野党・民主党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)代表による与野党新旧党首が対決。同選挙区で敗北すれば、ハンナラ党では指導部の進退を問う声が高まるとみられ、民主党では孫代表が政治的な打撃を受けるとともに、次期大統領選に向けた野党陣営の競争が激化すると予想される。
一方、中央選挙管理委員会は今回の再・補欠選挙の投票率が40%前後になると予想している。今月8~9日に実施したアンケート調査によると、「必ず投票する」とした回答が盆唐乙で67.5%、金海乙で69.6%、江原道で70.2%を記録したが、実際の投票率は通常20%程度下がるという。
投票は午前6時から午後8時までで、午後11時ごろに当落が判明するとみられる。
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