【ソウル25日聯合ニュース】韓国の教育科学技術部は25日、クリーン技術の融合研究産業に関することしの支援事業として、プロトン性セラミック燃料電池(PCFC)の技術開発を選定したと発表した。
 同部ではクリーン技術の開発に必要な基盤技術の研究や専門家の育成に向け、4年間にわたり最大で20億ウォン(約1億4895万円)を毎年支援している。
 「プロトン」は水素原子がイオン化した物質を意味する。従来のセラミック燃料電池(SOFC)は酸素イオンを活用するが、プロトン性セラミック燃料電池は水素イオンを使うため、作動温度は低く、性能ははるかに高いとされている。
 SOFCは800度以上の高温で機能する短所があるため、国内外の研究者や企業は20年間商用化研究を行ってきたが、安全性や経済性の確保が課題となっている。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0