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この日の放送で、最終ラウンドに進出した挑戦者5名は、自身が出演したい番組を選び、直接原稿を作成、進行する課題を遂行した。この結果、キム・デホ、キム・チョロン、オ・スンフンなど3名が最終合格の栄誉に輝いた。
大学生のキム・デホは、俳優チ・ジニに似ていると序盤から注目され、キム・チョロンはワールド・ミス・ユニバーシティーと地方放送のアナウンサー出身で、落ち着いた進行が好評を博した。カイスト工学博士課程2年であるオ・スンフンもまた慎重な態度で良い点数をもらった。
また、全国漫談大会1位という経歴にふさわしく、機転がきいた話術を披露したチャン・ソンギュと発展の可能性を見せていたチョン・ユジンは、合格目前で脱落となってしまった。
当初、制作陣は1名だけ最終選抜する計画だったが、優劣をつけるのが難しく、合格者3名に増やしたことが分かった。合格者3名は、来月1日から、見習い社員としてMBCに勤務することになる。
一方、放送で優れた資質を見せてくれた出演者とは異なり、バラエティ番組で「新入社員」の成績は低迷している。ことし3月6日に「私は歌手だ」と並んで放送された「新入社員」は平均視聴率が4~5%台にとどまっていた。
放送前、「新入社員」は、年齢と学力に制限を設けないという条件で5509名の応募者が殺到し関心を見せたが、放送序盤の自社PRに重点を置いた内容とめりはりのない構成で、視聴者のハートを掴むことが出来なかった。
回を重ねるごとに出演者のキャラクターが生きて来て、サバイバルの緊張感が高まり、マニア層の支持を得たが、競争番組であるKBS2TV「1泊2日」の勢いの中で序盤の不振を克服するには力が及ばなかったのだ。
さらに、最終ラウンド進出者の輪郭が明らかになると、年齢と学歴を超越して、国民アナウンサーを選ぶという主旨と距離が遠いという指摘が出たりもした。
「新入社員」の後続番組は、来月10日からイム・ソンフンが進行する「マイホーム準備プロジェクト家ドリーム」の放送が決定。先立って来月3日には「私は歌手だ」が、午後5時20分から155分間特集として韓国で放送される。
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