コン・ヒョジン=30日、ソウル(聯合ニュース)
コン・ヒョジン=30日、ソウル(聯合ニュース)
韓国で大人気を博したMBCドラマ「最高の愛」(原題)が先週終了したが、主演のコン・ヒョジンはいまだ笑顔を隠せない様子だった。
 ソウル市内のカフェで29日に聯合ニュースとのインタビューに応じたコン・ヒョジンは、依然「最高の愛」のキャラクターから抜け出せずにいるようだった。ドラマは休む間もなく、撮影に追われた。居眠りしながら撮影したこともある。スタッフも大変な苦労をしたという。しかし、「初回から反応が格別だった。体感人気度はこれまでの作品で最高。90%以上、満足している」と声を弾ませた。

コン・ヒョジン の最新ニュースまとめ

 ドラマで演じたク・エジョンはアンチファンの多い芸能人だが、実際のコン・ヒョジンは視聴者から絶大な人気を誇る。視聴率は20%を上回り、ヒョンビン主演の「シークレットガーデン」に続き、今年最高の話題作となった。コン・ヒョジンは繊細かつ自然な演技でドラマ人気に貢献した。撮影量が多く苦労もしたが、出来上がりがよくて満足しているという。

 ドラマでク・エジョンはトップスターのトッコ・ジン(チャ・スンウォン)の心をつかんだが、トッコ・ジンは多くの女性視聴者から人気を得た。コン・ヒョジンが思うトッコ・ジンの魅力は何か。
 「トップスターでなくても格好いい男だと思う。利己的な男も魅力があるようだ。そんな男が自分のために犠牲なってくれると感動は一層大きくなる。母性本能をくすぐる子どものような行動も魅力的だ」

 「最高の愛」は芸能人の哀歓を主なテーマとして取り上げた。悪質な書き込みからスキャンダル、無名芸能人の悔しさまでさまざまなエピソードが登場し、ク・エジョンは毎回犠牲となった。ク・エジョンが「死ねばいいですか」と話すシーンがある。そう言いたい芸能人は少なくないと思っている。「他人事とは思えない。インターネットではあまりにも簡単に人をけなしているように思う」と嘆く。実際に自分をけなした人にメールを送ったこともある。

 共演した男性俳優を光らせるとの評価を受けている。デビュー12年目でやっと聞けるようになった評価だ。とはいえ、「誰かだけを光らせる俳優だけにとどまりたくない」と語気を強める。

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