<b>『悲しき恋歌』で不遇な青年の役 キャラ変身を試みる</b>

クォン・サンウ の最新ニュースまとめ

<b>日本で予想以上の人気 「親しみのあるスターになりたい」</b>

タレント、クォン・サンウ(30)は、俳優として評価されたいと熱望している。去る5日に放送を開始したMBC水木ドラマ『悲しき恋歌』(演出:ユ・チョルヨン/脚本:イ・ソンウン)で、ソ・チュニョン役を演じるのも、彼にとって、演技の幅を広げるための挑戦である。ソウル龍山(ヨンサン)区梨泰院(イテウォン)にて野外ロケ中の彼に会い、その演技観と、次世代韓流スターとしての今後の計画を聞いてみた。

-『悲しき恋歌』の制作発表会で、俳優として認められたいと公言しましたが、持論の演技観とは?
▲もう“モムチャン(モム=体/チャン=一番、トップ)”という言葉より、芝居が大切になってくる年です。芝居のために努力すれば、ファンも認めてくれると思います。正直、視聴率も気になりますし。昨年出た人気ドラマの男性主人公はみんな、金持ちの息子でした。これと似たようなキャラクターは飽きてしまいそうなので、ソ・チュニョン役を選びました。裕福に育っていない僕としては、走り回る演技がもっとやりやすいと思いました。

-以前の作品『天国の階段』と、今回のドラマでのキャラクターが、大差がないので、新しい演技をするのが難しいという周囲の心配もあるようですが。
▲強いて、今までのキャラクターと全く違う役を演じるつもりはありません。「ああ、あの役にはクォン・サンウがピッタリだ」という言葉を聞きたいだけです。ドラマの中での愛情関係や三角関係はみんな似たり寄ったりです。『悲しき恋歌』が他とは違う点は、母親との愛憎関係が描かれているということです。この設定が気に入りました。僕も実際、独り身の母と、兄が一緒に住んでいますが、劇中での母親(ソ・ヒャンジャ)にたて突くシーンを撮った時は、胸が痛かったです。普段から母に優しくできなかったから。

-“ヨン様”に次ぐ韓流スターとして注目されていますが、プレッシャーは?
▲現在、日本で『天国の階段』が放送されていますが、実際、日本に行ってみると、思ったよりすごい人気でした。日本で『悲しき恋歌』も3月から放送される予定ですし、『マルチュク青春通り』も、もうすぐ公開されます。市場に対して欲張ってしまうのが本音です。


-「スターは、イメージで食べている」という言葉があります。スターとは何だと思いますか。トップスターになったことについて疑問を感じたことはありませんか。
▲この頃、インターネットで、“ウリナラ”発言が問題になっています。どこに行っても、自分自身を謙遜する癖がついて、“チョイ(私ども)”という言葉が飛び出したのですが、大きな波紋になったようです。このため、アンチファンもできたそうで、個人的には大きなショックでした。良い姿ばかり見せられないのがこの職業かもしれません。トップスターになって、疑問が湧くなんて、幸せすぎの傲慢な考えです。芝居をしているおかげで、家を買ったり、車を買ったりできました。ただ、プライベートがないのが残念です。ペ・ヨンジュン先輩は、自己管理が徹底しているようです。僕はそうではない方です。ベールの裏に隠れているのもぎこちないし、本音もそのまま出してしまうタイプです。ただ、親しみのあるスターでありたいです。適当な時期に芝居をやめて、母と旅行にも行きたいし、子供が好きだから、結婚して家庭を作りたいと思います。

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