コンビにで販売されているアイスコーヒー=(聯合ニュース)
コンビにで販売されているアイスコーヒー=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】コンビニエンスストアでアイスコーヒーの売上高が急増している。物価高騰で最近では昼食代に1万ウォン(約750円)前後を要し、会社員の懐具合が厳しくなったため。これまでのような1杯4000~5000ウォンのコーヒー専門店は負担が大きく、コンビニで1000ウォン前後の割安なコーヒーを買い求める姿が目立つ。
 業界によると、ファミリーマートでは上半期(1~6月)のアイスコーヒーの売上高が前年同期に比べ233.0%急増した。コンビニのアイスコーヒーは、客が冷蔵庫から氷入りのコップを取り出し、パック入りコーヒーを注ぐもので、価格は1000~1500ウォンだが、味はコーヒー専門店に大きく劣らないというのが利用者の評価。
 セブンイレブンも上半期のアイスコーヒーの売上高が105.6%伸びた。2年前は4種類しかなかったアイスコーヒーを、今年は25種類に増やした。飲料メーカーと提携した高級商品や独自の企画商品などもそろえる。同じ系列のバイザウェイは、アイスコーヒーの販売量が1日20万杯に上るという。
 また、GS25も上半期の売上高が220.7%と大幅に増加した。飲料メーカーのコーヒーブランドのコーヒー豆を使った商品が人気で、今後取り扱い店舗を拡大する計画だ。

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