制作発表会で笑顔をみせるイ・ソジン=22日、論山(聯合ニュース)
制作発表会で笑顔をみせるイ・ソジン=22日、論山(聯合ニュース)
韓国MBCの新時代劇「階伯」の制作発表会が21日、忠清南道・論山で開かれ、タイトルロールを演じる俳優イ・ソジンらが出席した。
 イ・ソジンのドラマ復帰は、2009年の「魂」から2年ぶり、時代劇としては「イ・サン」から3年ぶりだ。「『イ・サン』では君主だったが、『階伯』では忠臣の姿をお見せする。今回は野戦司令官らしく、荒々しい姿も多いだろう」と語った。

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 ドラマは階伯将軍と義慈王を中心に、百済の歴史を追う。イ・ソジンは、プロデューサーのキム・グンホン氏とは「イ・サン」以来、脚本家のチョン・ヒョンス氏とは「チェオクの剣」以来となる。両ドラマのヒットで、イ・ソジンは時代劇に最も似合う役者との評価を得た。実は、しばらくは時代劇を控える考えだったが、階伯という立派な人物を描いたこのドラマのシナリオが気に入り、またも時代劇に臨むことになったという。しかし撮影初日から、よろいの重さと暑さには閉口、「これを終えたら今度こそ、当分は時代劇に近寄るまいと思った」と苦笑した。
 階伯将軍に関する記録はあまり残っておらず、ドラマは史実に仮定を織り交ぜている。イ・ソジンは階伯将軍に関する絵本などを眺めながら、人物像を膨らませているところだ。「階伯という人物が、1人の忠臣として国のために何をなせるのかと深く悩む姿を描きたい」という。国に忠誠を尽くす姿は、現代社会にも必要ではないかと思うからだ。

 「階伯」は25日に放送スタート。義慈王役のチョ・ジェヒョンをはじめ、オ・ヨンス、ソン・ジヒョ、チャ・インピョらが共演する。

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