【ソウル聯合ニュース】韓国銀行の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は19日、「家計負債規模があまりにも大きいため、減らしていく方向で調整するのが正しい」との見解を示した。
 大学生を対象にした韓銀主催のイベントに出席した際、記者団に述べた。一部市中銀行による新規個人向け融資の中断措置を受けての発言で、「適切な効果が出るようにすべき」とした。ただ、今回の措置で金融消費者が急激な負担を抱えないように留意すべきと話した。
 一方、中央銀行の役割と関連しては、物価安定、金融安定、財政政策と定義した。金融安定と財政政策は本来、金融当局の担当だが、かねてから中央銀行の役割でもあったと説明した。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0