中南米地域ツアーを展開している韓国の現代舞踊と伝統音楽の公演チームが現地で期待以上の反応を得た。

 文化体育観光部が主催し、(財)芸術経営支援センターが主管する「センターステージコリア・ラテンアメリカ(Center Stage Korea in Latin America)」事業がブラジルを皮切りにことしの日程をスタートさせた。

 ブラジルの首都ブラジリアのクラウディア・サントロ国立劇場では9月3日(現地時間)、現代舞踊団体の「モダンテーブル」が「Darkness Poomba」と「Awake」の2作品でステージに立った。また、「モダンテーブル」はことしで12回目を迎える「ブラジル国際現代祝祭(Cena Contemporanea Festival Internacional de Teatro de Brasilia)」に招待された。

 反応は期待以上だった。400席を埋めた観客は公演時間の約50分間、韓国の現代舞踊の魅力に引き込まれ、公演が終わるやスタンディングオベーションで韓国の若い舞踊家たちを称えた。総企画を担当する文化芸術企画25共感のイ・ドンミン代表は「現代舞踊公演で400席を埋めるのは簡単ではない」と話した。

 「センターステージコリア・ラテンアメリカ」事業は10月まで続く。今月は「モダンテーブル」と伝統音楽団体「パラムゴッ」がブラジル、コロンビア、メキシコで公演し、10月には「Lee K.Dance」、「パク・スンホダンスプロジェクト」、「EDx2ダンスカンパニー」がメキシコ国立大学(UNAM)が主催する「メキシコ-韓国 現代舞踊フェスティバル」を中心に、メキシコツアーを行う予定だ。