【ソウル聯合ニュース】韓国の大韓氷上競技連盟は7日、フィギュアスケート選手の競技力を高めるとともに若手選手を育成するため、先月末にロシア人のセルゲイ・アスタシェフ氏をコーチに招いたことを明らかにした。同連盟に外国人コーチが就任するのは初めて。
 アスタシェフ氏は1983年からロシアやフィンランド、米国などでコーチとして活動。1994年リレハンメル冬季五輪と1998年長野冬季五輪アイスダンス金メダリストのオクサナ・グリシュク、2006年トリノ冬季五輪アイスダンス金メダリストのロマン・コストマロフらを指導した。浅田真央の前コーチ、タチアナ・タラソワ氏と一緒に選手の指導に当たった経験もある。
 アスタシェフ氏は今後、フィギュアスケートシングル選手にスケート技術を教えるとともに、韓国・平昌で2018年に開催される冬季五輪を控え、韓国フィギュアスケートのバランスの取れた発展に努める予定だ。
 大韓氷上競技連盟は平昌五輪でフィギュアスケート全種目への出場を目標
に掲げている。
 アスタシェフ氏は「キム・ヨナを通じて韓国フィギュアスケートの未来が見えた。ソチと平昌五輪で本選進出を目指したい」と意気込んだ。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0