金総裁は今年の物価上昇率目標値4.0%の達成が難しくなる可能性があると発言したことについて「(物価上昇率が)目標範囲から外れる可能性があるという意味で、目標値を調整するという意味ではない」と説明した。
問題は費用をかけてでも目標に合わせるべきか、または政策をうまく組み合わせるべきかということだが、「経済に負担をかけることはできない」と述べた。その上で、「強烈な政策はいつも失敗した」とし、柔軟な対応の必要性を強調した。
また、「インフレは経済活動の結果だ。物価安定のためには、ほかにも目を向けなくてはならない」と指摘した。長期的にインフレを調整することが中央銀行の役割で、インフレ期待の抑制に向け金利正常化に向けたプロセスが必要だとの考えを示した。
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