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「クロサワ映画2011 ~笑いにできない恋がある~」は、笑いはとれても恋にはスベりっぱなしの女芸人のリアリティ溢れる物語。クリスマスも正月も誕生日もないが、「やっぱり恋したい!幸せになりたい!」と願う女芸人の恋模様を描く。「第3回沖縄国際映画祭」では世界各国から参加した審査員から高い評価を受け、本作のために全く存在しなかった表彰枠が急遽新設されたほど、高い完成度を誇る。
主演の黒沢かずこ、椿鬼奴、光浦靖子、大久保佳代子、コン・テユ、イ・テガン、渡辺琢監督が登壇し、リアルな女心を笑い、涙、哀愁、大人ならではの色気満載で本音トークを繰り広げた。そして今月33歳の誕生日を迎える黒沢かずこに、コン・テユ、イ・テガンが韓国式サプライズをプレゼント。黒沢は「日本のドッキリは嫌ですけど、韓国サプライズは本当に悪い気がしないですね」と感無量のようすを見せた。
大久保とイ・テガンは同作で初のキスシーンに挑戦。大久保は「キスというものは不思議なもので、精神的に安定し、優しい気持ちになりますね。一度肉体関係を持つと、気持ちが引きずられていくことがあり、きょう久々にイ・テガンさんとお会いして…。きょうはキスしたくなるグロスを塗ってきました。キスシーンにキュンとしてもらえたらと思います」とエピソードで笑いを誘い、イ・テガンは「実際撮影が始まると心臓がドキドキしてきて、感触もよかったです。唇がすごく柔らかくて(笑)、キスしたときに大久保さんがぴくっとしたのですが、そこで本当に女の子だなと思いました」と見どころを語った。
主人公を演じた黒沢は「普段言ってしまう口癖がせりふとして入っていて、恋をしたらこんな風になるのかなと怖くもあり、わくわくもしました。異性と話す時は声が高くて、4人と話す時は声が低くなるところとかがリアルでしたね。自然と男性を意識してしまっているのかもしれません」と映画を振り返り、相手役のコン・テユは「黒沢さんのチェ・ジウに負けない泣きの芝居がすごい。黒沢さんはものすごくピュアなんですよね。とてもかわいく見えます。女性の方であれば誰もが共感するだろう表情ですし、僕も実際ときめきました」と女性としての黒沢を絶賛した。
最後に監督は「この4人の彼氏いない歴を足すとあわせて66年になります。せめて映画の中では幸せになってもらいたいと思い、この作品を作りました。芸人としては売れっ子なのに女としては売れ残った、この4人の生き様をみてください。普段飲みに行くと、どんよりと恋の悩み、更年期、ホルモンバランスの話、それを笑いもなく語るんです。ここでは笑いにするのに。その生き様がすごいと思うんですよ」と、普段の彼女たちのようすを暴露しつつ、映画の魅力を伝えた。
映画「クロサワ映画2011 ~笑いにできない恋がある~」は、来る11月26日(土)より全国ロードショーとなる。
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