【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党、民主党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)代表は28日、韓米自由貿易協定(FTA)批准案の国会処理について、「来年4月の総選挙で国民の意見を問い、審判を受けよう」と述べた。
 孫代表はこの日、国会で開かれた党最高委員会議で、与党ハンナラ党が韓米FTAを強行処理しようとするなら、断固阻止すると宣言。米国との再交渉を通じ、韓国の主権と利益を守る内容が反映されない限り、ハンナラ党の拙速な処理を最後まで阻止すると強調した。
 また、ソウル市長選で野党統一候補の朴元淳(パク・ウォンスン)氏が勝利したことを受け、総選挙と来年12月の大統領選の勝利、政権交代に向けて野党勢力の結集を呼びかけた。

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