パダ　ミュージカル「美女はつらいの」日本公演終了

韓国の元人気ガールズグループ「S．E．S」のメンバーだった歌手パダが、「KARA」のパク・ギュリとヒロインをダブルキャストで演じたミュージカル「美女はつらいの」の大阪公演を終え、帰国した。23日に取材に応じたパダは「ギュリさんのように知名度があるわけではないので、最初は妙な気分でした。でも、ミュージカル俳優たちへの尊敬の念を新たにしました」と感想を語った。

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　韓国の創作ミュージカル「美女はつらいの」は10月8日～11月6日まで大阪・松竹座で上演された。パダは日本での舞台について、観客によく知られている韓国とは違うので、「最初は妙な気分でした」と振り返った。日本で絶大な人気を誇るKARAのリーダー、ギュリとの差に驚いたようだ。
　それでも、稽古や本番を重ねるにつれ、共演したミュージカル俳優らに対する尊敬の思いが強くなり、舞台で演じられることに感謝の気持ちが芽生えたという。「大阪公演は、いろいろな意味で私にとってスタートになったと思います。韓国公演でも、その気持ちを忘れたくない」と話した。

　「美女はつらいの」は肥満女性が全身整形で生まれ変わり、人気歌手になるというストーリーの恋愛コメディー。韓国では映画化され大ヒットした後、2008年にミュージカル化され、パダは初演から韓国公演の主役を務めている。

　12月6日～来年2月5日までソウルの忠武アートホール大劇場で再び韓国公演を行う。共演はイ・ジョンヒョク、オ・マンソクら。