アン・ジェウクが久々のドラマ出演　「光と影」主役

韓国俳優のアン・ジェウクがMBCの新作ドラマ「光と影」（原題）に主演する。テレビドラマへの出演は3年ぶりとなる。

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　24日にソウルで開かれた同ドラマの制作発表会に出席したアン・ジェウクは3年という空白期間について、「ドラマが嫌になったので、ドラマに出演したくありませんでした」と率直に語った。頻繁に近況を知らせるべきだったと反省も示し、「仕事がないときは家で休んでいる」と話した。

　今年でデビュー17周年となるが、デビューから14～15年が経ったころから「演技の思春期が訪れた」と打ち明けた。「多くの作品に出演したのなら、後輩に良い環境を作ってあげるべきだ」と考えていたが現実的に難しい部分があり、意欲だけでは何にもならないと思うことが多かった時期だという。徹夜で撮影が行われることもあるドラマの制作環境は改善されるべきだと常に思ってはいたものの、すぐに解決できる問題ではないと感じるようになり、「おとなしくしていよう」とひきょう者になってしまった振り返った。

　ドラマ「光と影」は1970年代のショービジネス界を中心に韓国の現代史を振り返る作品。アン・ジェウクは出演を決めた理由について、「監督と脚本家に信頼を寄せている上、個人的にも明るく軽快な作品に出演し、僕自身も元気付けたいと思いました」と説明した。

　ドラマでは、ショービジネス界の大物カン・ギテを演じる。自信に満ちあふれた愉快なキャラクターだ。ただ、ギテを演じる上で参考になる人物はいないという。
　「エンターテインメント界で、うらやましいと思えるほど成功した人はいないような気がします。ギテは実在人物ではないので、波乱の時代を生き抜いた人物はどうだったろうかと想像しながら演じています」
　「光と影」は28日から毎週月・火曜日に放送される。