北朝鮮から亡命した元高官の令嬢という、異色の経歴を持つ新人女優が、ドラマでデビューする。

ホン・スヒョン の最新ニュースまとめ

彼女の名はリ・ギョン。彼女は2月19日に放送されるSBS旧正月特集ドラマ『ピングオリ』(脚本:ユン・ソンヒ/演出:キム・ヒョンシク)で、劇中、延辺(※中国の朝鮮族が多く住む地域)出身のヒロイン、リ・ソンニョ(ホン・スヒョン)の妹、リ・ソネを演じる。

『ピングオリ』は、北朝鮮と中国大陸の梨の木を接木して作ったリンゴ梨の名称。劇中、“延辺少女”であるリ・ソニョンは、父親を探して韓国へ渡ったものの、不法滞在者となってしまい、右往左往することになる。リ・ギョン演じるリ・ソネは、延辺に残って姉が稼いで帰ってくるのを待っている。

リ・ギョンは当初、MBCのコメディドラマ『朝鮮から来ました』でドラマデビューを果たす予定であったが、このドラマが昨年12月に打ち切られたことから、デビューのチャンスを遅らせていた。

リ・ギョンは、父親ら家族とともに98年に脱北。中国・延辺などで厳しい生活を送った後、2002年、韓国に入国。韓国で高校2年生に編入し、東国大学へ進学。演劇映像学部で、映画映像を専攻している。

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