MBC月火ドラマ『朱蒙(チュモン)』(脚本:チェ・ワンギュ、チョン・ヒョンス/演出:イ・ジュファン)で主人公・朱蒙の誕生神話に対する再解釈可否が、視聴者の関心事になっている。

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“三国史記”によると、柳花夫人は妊娠をし、卵をひとつ産んだ。そのため朱蒙の誕生は視聴者から多くの関心を呼び集めていた。しかし、22日に放送されたMBC『朱蒙』では、柳花夫人(オ・ヨンス)が痛みを伴ったあと、すぐに子供の泣き声が聞こえる。これを見て「なぜ朱蒙は卵から生まれないんだ」と視聴者からの質問が相次いだ。

また「歴史を勝手に解釈した」という主張と「当時、人間が卵から生まれるというのは話にならない」という主張が対立した。

ある視聴者は「単に、話にならない神話で済ませてしまったら、処女が懐任したキリスト、熊が女に変わった檀君(タングン)神話はどうやって描くのか」と主張した。

しかし、これに対し反論もまた強い。朱蒙のある視聴者は「チョン・グァンリョルとオ・ヨンスが大きな卵を持っておろおろするシーンが放映されたら、それこそコメディ」と主張する。

この日の放送分では、扶余の将軍が朱蒙と柳花を殺そうとすると、突然雷が刀に落ち朱蒙と柳花を助けることになる。これに対し「卵から生まれて、動物たちが卵を保護する神話の内容を修正したが、結局は朱蒙が神聖な人物という点を表現したのではないか」という主張が挙げられた。

実際の神話では解慕漱(ヘモス/ホ・ジュノ)もまた、空から降りてきた人物として描かれているが、ドラマでは古朝鮮流民の独立のために戦う将軍と解釈した。

一方、視聴率調査機関TNSメディアリサーチによると、22日放送された『朱蒙』の視聴率は23.6%(首都圏基準)、21.8%(全国)を記録し、当日視聴率1位を記録した。


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