開幕総会であいさつを述べる韓首相=25日、ソウル(聯合)
開幕総会であいさつを述べる韓首相=25日、ソウル(聯合)
【ソウル25日聯合】国内外の情報通信分野の専門家達がデジタル時代の流れを診断する「ソウルデジタルフォーラム2006-ワールドICTサミット」が25日、開幕した。ソウル市内のホテルで行われた開幕行事には韓明淑(ハン・ミョンスク)首相が出席、祝辞を通じ「この行事が人類の新たな未来を開く大切な出発点になる」と期待を寄せた。
 開幕総会では、独シーメンスのクラウス・クラインフェルト代表兼最高経営責任者(CEO)、KTの南重秀(ナム・ジュンス)社長、米クアルコムのポール・ジェイコブス社長らが、医療・ワイブロ(携帯インターネット)サービス・携帯電話など、各企業が推進するデジタル技術現況を発表し、デジタル知能革命の今後について討論した。

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 今年で3回目を迎える同フォーラムには、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO、米スタンフォード大学のローレンス・レッシグ教授、サムスン電子の黄昌奎(ファン・チャンギュ)社長、SKテレコムの尹ソンイ(ユン・ソンイ)常務ら60人余りが参加。「デジタルインテリジェンス・デジタル進化の未来」をテーマに2日間にわたり開催される。

 一方、フォーラムと連携し、26日には「ワールドICTサミット」が開催される。世界17カ国の閣僚級官僚とグローバル情報技術(IT)企業CEOのほか、駐韓米国商工会議所、駐韓欧州商工会議所、駐韓外交使節など、国内外から600人余りが参加し、討論会などが行われる予定だ。

 情報通信部は、韓国がこのフォーラムを通じ先端情報通信インフラと技術を基盤に国際的談話をリードすることで、IT強国としての地位を高めるとともに、IT関連の新しい文化の流れを先導していくものと期待している。

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