家宅捜索で資料を押収する捜査員=11日、京畿道・高陽(聯合ニュース)
家宅捜索で資料を押収する捜査員=11日、京畿道・高陽(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の与党ハンナラ党の代表を決める党大会(2008年)で現金入りの封筒が配られたとされる疑惑を捜査しているソウル中央地検は11日、党大会当時、朴ヒ太(パク・ヒテ)国会議員(現国会議長)の秘書だった40代の男性の自宅を家宅捜索した。
 元秘書は、疑惑について暴露した同党の高承徳(コ・スンドク)国会議員が、朴議員側から渡された300万ウォン(現在のレートで約20万円)が入った封筒を返した相手とされる。
 検察は10日、元秘書に対する逮捕令状を裁判所に請求したが、棄却されている。
 元秘書は現在、ハンナラ党の別の議員の補佐官を務めている。検察は、元秘書から現金入り封筒が返された経緯や、封筒を渡したのか、高承徳議員以外にも現金入り封筒を返した議員がいるのかなどについて調べている。

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