【インスブルック聯合ニュース】オーストリアのインスブルックで13日に開幕する第1回冬季ユース五輪の親善大使を務めるフィギュアスケート選手のキム・ヨナが11日に現地入りし、国際オリンピック委員会(IOC)の「ヤング・リポーターズ」とのインタビューで自身の五輪経験を話した。
 ヤング・リポーターズは世界各国の18~24歳の学生に国際スポーツ大会の取材経験を与えるため運営されている。
 キム・ヨナは「(バンクーバー冬季五輪の際に)五輪の舞台だと考えないようにした」と回顧。ユース五輪に出場する選手たちに、「試合をしていると考えず、自身の演技だけに集中してほしい」と集中力を維持することの重要性を強調した。
 また、バンクーバー五輪で金メダルを獲得した後、空虚感を覚えたと明かした。五輪の金メダルが自分の人生をひっくり返すと思ったが、「大きく変わったものはない」と語った。

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