同日午前、海外訪問を終え帰国した朴議長は仁川国際空港で記者会見し、「国民に心配をおかけし、申し訳ない」と述べた。疑惑については「知らなかった」とし、代表選から4年が経過しようとしている上、当時は五つの重要な選挙が数か月間隔で行われ記憶が薄れてしまったと釈明した。
疑惑は同党の高承徳(コ・スンドク)議員が暴露した。現在、検察が捜査を行っている。高議員は8日に参考人として検察に出頭し、2008年7月の党代表選の2~3日前に現金300万ウォン(約20万円)と朴議長の名刺が入った封筒をもらったと証言した。
朴議長は「4月の国会議員選挙には出馬しない」と表明し、検察の捜査結果次第では何らかの責任を取る考えも示した。「国会議長を辞任するのか」「検察の調べに応じるのか」との記者団の質問には答えず、足早に会見場を後にした。
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