チュウォンが2012年最高の注目株俳優として名が挙がっている。初出演ドラマ「製パン王キム・タック」で昨年注目されたチュウォンは、2作品目のドラマとなった「烏鵲橋の兄弟たち」で、「KBS演技大賞」新人演技賞を受賞した。

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 チュウォンは大作の主人公にも抜てきされている。5月放送予定のKBSドラマ「ガクシタル」だ。制作費だけでも100億ウォン(約6億8千万円)を投入する「ガクシタル」は、日本の植民地だった1930年代を背景に武術に長けた主人公の活躍を描く作品。

 彗星のごとく現れたように見えるチュウォンだが、成均館大学演技芸術学科に入学し、学校とミュージカルで基礎体力を築いた。ミュージカル俳優の先輩の目にとまり、オーディションを受け合格。こうしてデビューした作品が2006年のミュージカル「アルターボーイズ」だった。その後「シングルス」「グリース」「スプリング アウェイクニング」などの出演を経て、テレビ界に進出することとなった。そして、公演に専念してきたチュウォンが「製パン王キム・タック」でスターダムに上がった。

 その後、韓国映画「特捜本」「未確認動画」に出演したチュウォンは、ドラマ「烏鵲橋の兄弟たち」で再び注目を浴びるようになった。インタビューでも「すべてに一生懸命に臨むこと」が長所だと語っていたチュウォンが2012年、どのような姿を見せてくれるのか楽しみだ。